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悲劇はアイスクリームになった
いつだってきみはきれいなだけだ
とろけてゆくわ
でたらめな夢をあなたと見ていよう
溜息ひとつで大人になれた
ナッツとショコラ
あなたを満たすその甘美な香りを私は知らない
行方知れずの×××××
その心臓を握らないで
おかわりはいらない

エンヴィ それは、あなただけの光
その双眸はいまだかつてない煌めきで、世界中の誰よりもうつくしいの
わたしはね、ローリー
小さなけもの
昨日なら愛せた
それは過ちだとどうか誰かが言ってくれ
君の中に棲む愛人
愚かだったよね
白日に食べられた
夜から溢れた惑星がはらはらと死んでいくみたいに もう、さよならなの

どうしようもないことばっかりの恋をしよう
サティは、宇宙の片隅でピアノを鳴らした
まどろむまぼろし
それでも世界は変わらない
昔見た映画の主人公みたいに君を愛せればよかった
ねえ、それを別れと呼ぶのなら
腐り続ける心臓を
この花園はあなたのためにある
海の跡
まだ若い陽の色

傷つくことは宿命だ
さよならするのはきみのため
きれいごとの何がわるい
臆病者にも牙がある
夜にひとかけらの星屑を混ぜて内服してください
とげとげしい別離をどうか
祈るのだってくだらないことだよ
少年は赤いニット帽を深く被ると旅に出た
あの泥棒は嘘を吐かない
昏い午後に夢を見た

言い訳のためにアトランタまで
さよならするのが下手な人
その嗅覚をみろ
もういいんだよって笑った
劣情だって構わないのか
その小指の中はもう何もなかった
あの子のてのひら
うるさいモヒート
とても甘ったるい生きもの
一握の楽園

呼吸というもののやり方をもう一度教えてくれないか
堅実な夢売り
明日よりもそっと
行方不明の心臓
嘆きのスクリーン
この五臓六腑を満たせるのなら
あなたでないことの証明
忘れたくないよ
思い出さない もう 思い出せない
つめたい夜の深淵にあなたを運ぶ海のように

クズのまんまでいさせてよ
海の見えるはなれにしまい込んだ秘密
愛することなんてできやしないよ
いつくしみのなをしらない
きまじめなドリーマー
痛いうちに
傷つき合うのは浅はかですか
そうだねって言って
ベイビー、古くさい告白を
あの星はきれいでしたか?

やあアンドロメダ、悲しまずに済む方法をきみに聞きたい
あなたにその歌はうたえないよ
小指のかけらほどの奇跡を、待ち望んでいる
幸福は持参してください
君を泣かせるのに相応しい服装
恋情 および、それらしいもの
ちゃんと間違えずに喪ってよ
ああ 昨日までは覚えていたんだっけ
縺れた舌でも告えるかしら
怖いことなんてなあんにもないのよ

エンプティ・ルーム
ちょうどよい残像
バブリーな恋をして
ちゃんと見せて
ゆっくりと消滅していく
カロンは最後にこう言った
いつまでもそんなところで笑ってないでよ
それは、幸福に相当するものですか
トリケラトプスと見た夢

僕が愛したろくでなし
ポラリスをあげるわ
きみまでつながっていればよかった
神様のなりそこない
こんな不完全なエデンでも
あなたにぜんぶ許されたい
添加物だらけの愛でも語ってほしいよ
不純な女生徒
はしたないくちびる
君を愛するろくでなし