きっとわたしはまた嘘を吐く
くだらない温度で 物足りない偽善で
至らない技術で つまらない科白で

きっとわたしはまた傷付ける
冷たい刃で 愛しい約束で
優しい仮面で 寂しい楽園で

退廃的な永遠を無駄にするなら
化石ですら容易く 腐ってしまうと人は云うけど
そんな言葉はもう時効だと あなたに言い聞かせて欲しい

燻らせど燻らせど 還らぬ人よ
ただそれだけで良いのです