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君を見るたび覚える眩暈など 消せる
ほんの少しの愛情をください
やっと目を見てくれるのね。
真っ白い手紙を送るよ。篭めた愛情を君なら汲み取ってくれるだろう?
なのに君が此処にいない
あなたはもう呼んでくれないというの
愛しているのは君だけで
かなしい幸福
ゆうべ、泣いてた?
いとしかったから泣いたんだよ

十七歳
さよなら君のちいさなピクシー
泣けちゃえそうよ。
忘れてなんて云うの、赦さないよ
ぼくの存在価値 きみがわらった数
かみさま、わらって下さい
つめたい夏
君がくれたもの、シャープペンシルにこめた愛
声には出来ない
ほら、またあなたは笑うでしょう?

ぼくの願いがぼくとなり君の願いがきみとなり
君と書いて愛
愛すべき悪
ちっぽけなかえるを忘れてしまわないでね
奪ったのは
むらさきいろの、
君の一生が百万回あればいいのに
キスをするのがへたなひと
時間も忘れて呼び合った
あなたがいとしくて何度も泣いた、そんな瞬間が確かにあったのだと

アイ・ウィル・ラグ・ユー
ぼくの呼吸を止めてください、世界であった君がもういないなら
地球は君が造ったんだろう?
限りないぼく
「悪口だけは上手なんだね。」
春に泣く蝉
彼女は泣きながら歌を謡う
死んだ眼をして「愛してる」と、
銀紙に包んだチョコレートが見た世界
君がいなくちゃ呼吸さえろくにできない私を、やっぱり君はわらうのかな

雨のちはちみつ
それはそれはとてもやさしい夢でした
さよならだけじゃかなしい思い出になってしまう
もう一度好きと云ってくれるのでしょ?
欲されることが生きることならわたしは
あなたにとって一時でも、私が全てであったなら
うららかに、ささやかに、きよらかに、愛してくれ
そして、少女はまた恋をする
マカロンの様にやさしくはなれないね
カーテンコールはそのときに

かみさまの恋
気持ちをはかるものさしがあればいいのにね。
どうして最後にわらってくれなかったの
あたしのことは置いてって
二度とは与えられない罪だよ
言葉を選ぶことが出来ないのね
あなたの声が聞こえない
間違いだらけの僕の人生は、きみのお陰で失敗にはなりませんでした
自堕落な天使に愛の賛美歌を贈る
恋愛玄人

ピエロの迷走
ぼくらの無線機
もう首を絞めないで
少しの 慈悲を
親愛なるあなたへ束縛の指輪を
いつだって簡単にうそにする
精一杯のあたしの愛情
チョコレートでつくったエンゲイジ・リング
同情してよ。
やがて嘘になる愛を今は

朱い泣き顔
奪って攫ってもう一度
待ってろ
夢を喰らう
莫迦な女って笑えばいい
君に手紙を
欲しいよ
お月さまはないものねだり
海と猫
貴公は美しく、慈愛に溢れ、聖母のようで、然し愚かである。

君を忘れてゆくことがあんまりにも怖いから
鮮烈な愛を喰らう
君みたいに真っ白でいたい
小さな嘘くらいで自分を護れるんなら、安いよ。
愛してくれてありがとう。
今日も好きだよ
冬の海辺でキスをして もう一度笑ってそして泣かせて
あしのこゆびまでいとしい
せめて好きだよって云えたらあなたはあたしを見たりしたのかな
甘ったるいカクテルに溶かしてしまって

水の花
正直に云ってよ、もうあたしはいらないの?
閉ざされた道でさえ越えてゆくから
あなたがいなきゃ壊れてしまうことくらい容易い
そうして僕は僕になる
僕のいのちを持ってっていいよ
猫の瞳は割れてしまった
君のブルー
せめてあの花が枯れるまで
仮病じゃないよ。