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恋にならない内に芽を摘んでしまって
君を記憶から抹殺する正しい手順
曖昧コーリング!
終焉を導き出したのは君の掌だった
不意に上がる口角も頬を伝う甘い滴も生きる全てだったんだ
春にとって桜が一瞬であるように、僕らも地球にとっての一瞬に過ぎない
私の記録。
世界の色情
ひかり輝く君ならスター
悲しくなどなかったのにな

やだよ、置いてゆかないで
きみのために生きようか
稚拙で曖昧なアゲイン・アゲイン・アゲイン
止まったうたごえ
お返しを頂戴したく存じ上げ升。
愛に溶かしてチョコレートチップ
失恋とサカナ。
アマデウスと花
泣けない明日が疎ましい
君との出逢いが、ぼくの最高の幸せです。

疑わしいのはきみのスパイス
白濁した神
途切れた連鎖
はちみつよりも甘かったくちづけ
其れが果敢ないならこその夢
世界は廻るんだよ、君が居なくても
明日ぼくは流星になる
君のいない世界で立ち上がるつもりなど
いつの日かあなたのぜんぶを忘れるとしたら
誰かの傍に置いて欲しいよ

君が消えるゼンジツ
上手なきみの殺し方くらい、知ってた
サカナになった17歳
いつからか夢は尊くもなくなっていた。
逢いたい、君でも君じゃなくても
ひび割れたのは君ですか
稚拙な歌でもあなたが笑うから
不安でしかたがないよ、君との明日が
あなたの指先から漸く逃げ延びた桃源郷は幻だったと云う
世界の中心はいつも変わらず君のいる場所でした

私のシャングリラなら移り気のし易いあなたの為に在る(シャングリラ---地上の楽園)
嗚呼、こんなお空を君も見て居たのかな
ごめんねよりありがとうを聞きたかったの
あなたを知らなければ此の痛みだって引き摺らずに済んだ
狂わしいジャズの香りに泣く
あなたの甘い言葉に酷似した何かを造って生きていくことが可能であるような気がした
細胞ごと一緒になって抱き合って、寒さに凍えて悴む指をそっと握った
あなたが色付かせてしまった思慕や愛情の責任等問う筈もないが。
ひとつだけ答えて、私のことは愛していた?
いつまでも愛だけは其処で眠っていて。

嗜虐的キトン(嗜虐的---サディスト キトン(kitten)---子猫)
ぼくのわがままを聞いてくれた最期のひと
幸せになってね
眠れぬ夜の人魚になりたかった
下手な慰めならよしてよ
キッシング
翻弄された僕ら二人の相違関係
激しい雨音なんてもう慣れっこだけれど
不安を拭い切れない未来と昨日
ショコラ・テイスト

此処でならわらえる気がしていたんだ
世界を写し取ったのは紛れもないあの日の僕
君の愛をトレース
如何して出遭ってしまったのかしら、という観点。
何故生まれたのかを知りたい
全てあなたのために生きたり笑ったりしていたいの
たとえば無責任な声が世界中に響いた時、私はあなたの頬にキスをする
くだらない愛情でさえ愛してくれていたんでしょう?
強い子はね、あんなのもへっちゃらなのよ。
あたしが愛を謡ったって、戸惑ったりしないで

誰から感染されたのよ、其の風邪。
名も判らない花々は何時だって君の瞳には美しく映る、そうでしょ?
テントウムシ、カブトムシ、ナキムシ。
終らない日々を下さい
あなたを愛することなら、可能なのです。
だって真っ白いハンカチで心の傷口を拭いてしまえば、きっと真っ赤に染まってしまうでしょ
流血気味の恋心
もっともっと沢山の語彙があれば、正しく明日を愛せた?
僕の息の根を止めてよ、ハニー。
ふたりで歩いてゆけるような気がしてた

愛すべきなのは君と僕のいるあした。
先は暗くて歩けないから、手をつなごう
此花が咲く頃
Please give me oxygen!(酸素をちょうだい!)
塩で固めたチョコレゐト
左回りのハト時計
辛うじて狂いはしていない世界。
君への愛よりもジュンケツ
嗚呼、あの日抱きしめていれば良かったね。
「キスは何味を御所望で?」

読み取れない君からの終りの手紙
記念日に別れ話
あの日ふたりで見た月はきれいだったね。
ねえ、嗚咽を止められない。
ある日、ぼくはきみによりそった
ナイフで宙をも裂けるつもりで居た
君に触れられない謎
だからきみは愛されるんだ
僕じゃなくてもよかったのかな
君の愛に酷似した其をお造り致しまして候。